笑の大学
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    JUGEMテーマ:映画

    昭和15年の東京。

    戦争のただ中にあるこの時代、娯楽やニュースといったものはすべて検閲にかけられ、許されたものしか民衆は目にすることが出来なかった。

    そんな中、劇団「笑の大学」の座付き作家である椿は、次々と無理難題を吹っ掛けてくる検閲官、向坂とやり合いながら、どうにか自分の目指すテーマを押し通そうと奮闘する。


    実在の喜劇作家・菊谷栄をモデルに三谷幸喜が手掛けた舞台劇を映画化。

    自分の主張を自由に発信することが出来なかった時代。
    検閲官との戦いは脚本家にとってまさに最前線。

    ここを通らなければ上演は禁止。

    脚本が出来あがらなければ練習も出来ず、迫りくる締め切りとの戦いは壮絶だったことでしょう。

    頭脳を駆使し、表現の仕方で法の穴を潜り抜け、時には人情に訴え。

    だからこそ磨かれた究極の脚本。

    検閲にペンで立ち向かった椿と、彼の情熱と脚本の素晴らしさに次第に心を揺さぶられていく向坂との対立は見るものを惹きつけ、ハラハラドキドキさせられます。

    ラスト、二人の絶妙な距離感の友情には思わず胸が熱くなりました。
    posted by: 黒猫 | 洋画・邦画の感想 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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